広陵・高尾響をカープはドラフト指名すべき？7回までノーノーも10回にタイブレークで力尽き、青森山田に惜敗。

７回までノーヒット快投も延長サヨナラ負け…広陵・高尾響の続投判断に中井監督「私自身が一番後悔しますし…」

広陵の右腕、高尾響投手（３年）は７回までノーヒットと好投していたが、終盤に入って先手を取っては追いつかれる展開に持ち込まれ、最後は延長１０回タイブレークでサヨナラ中犠飛を打たれ、ベスト８進出を逃した。

「終盤勝負になると感じていたが、といって油断したわけではない」と中井哲之監督（６１）。控えの堀田が腰の状態が思わしくないこともあったが「ギリギリの場面で彼を降板させると、私自身が一番後悔しますし、そういうふうに鍛えてきたつもりですから、後悔したくなかった」とエースに託した。

しかし、高尾は踏ん張り切れなかった。昨春センバツは準決勝で、優勝することになる山梨学院に９回に勝ち越された。昨夏も優勝校となる慶応に３回戦で延長１０回タイブレークの末、力尽きた。高尾自身３度目の甲子園も日本一に届かなかった。