「カープバッテリーは、ヤクルト村上対策のお手本を示した!」谷繁元信氏

2022年07月01日 09:36

[広島東洋カープまとめブログ | かーぷぶーん]

抜粋

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【谷繁元信】絶好調時の「村上封じ」広島バッテリーが示したお手本 念入れ念押して内角意識付け

るか。内角を高低に投げて、上体を起こしたり、足をずらすことで体の軸を動かす。これを繰り返し、念には念を、時にはさらに念を押し、意識付けする。四球も覚悟の上で、ボール球を投げ続け、好調が故に村上がじれて振ってくるのを待つのも手だ。すべてを駆使するしかない。

初回の1打席目。逆球はあったが、捕手会沢の要求は5球連続で内角だった。普通の状態ならカウント1-2から、内角で1球念を押したら、勝負球を投げるが、さらに内角高めを重ねた。そこまで意識づけした上でのカーブで空振り三振。2打席目も初球の外角スライダーは危険な球だったが、そこから4球連続で内角に投じたからこそ、最後は逆球で内に入ってしまったチェンジアップで見逃し三振を奪えた。

150キロ前後の直球を持つアンダーソンだからこそ、捕手の会沢も直球で押せた。6回1死満塁ではアンダーソンも制球が乱れていたが、外角に抜けても、内角への意識が強くなった村上の腰が開き気味で捉えさせなかった。

9回は栗林が初球にストライクからボールになるカーブを投じた。投手は早いカウントではストライクを欲しがり、ゾーンに入る変化球を投げたがるが、今の村上には空振りを奪うつもりで変化球を投げなければ危険だ。結果ボールになったが、意図は感じられ、4、5球目は空振りを奪いにいったフォークで4打席連続三振を決めた。

(全文はリンク先)

・初戦からそうすりゃ良かったんだろうが、内角に投げきらない投手も多いんでね。
初戦の床田は左打者には投げ切れないといういうことだったんだろう。

先週、同様に絶好調だった阪神大山に対しては1打席目からしつこく内角ばかり投げて、とうとう終盤3打席目には初球2ラン食らったが、5点差あったし軽傷。2戦目3戦目は要所できっちり抑えたし、大山はその後ピタッとホームランが止まった。
まあ内角に投げ切れないのなら、もうベタ降りすればいいのにね。



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