【広島カープ】元カープルイス君の「4刀流裏方」秘話

2020年05月09日 02:34

[広島カープブログ]

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抜粋

 「裏方の一日を。元選手で誰がいる?」。そんな読者の問いにドラ番が答える4回連載。第2回は通訳とブルペン捕手を取り上げる。この2役に加え、打撃投手、国際渉外担当も兼ねるのが、ドミニカ共和国から来日24年目のルイス・フランシスさん(43)。チームに欠かせない「4刀流裏方」はどうやって生まれたのか。

  あるときはブルペンで球を受け、あるときはフリー打撃に登板する。またあるときは投手コーチとともにマウンドへ向かう。来日24年目。今では「スーパー裏方」とも称されるルイスさんがしみじみと言った。

 「日本にこんなに長くいるなんて思ってもみなかった。奇跡です。あのとき断っていたら日本にはいないだろうし、どうなっていたか分からない。あの判断が一番良かったですね」

 あのときとは1998年秋。広島の練習生として2年目が終わる際に球団からこう告げられた。「ブルペン捕手として残ってくれないか」。ジャパニーズドリームがついえたにもかかわらず、22歳の青年は即答した。「喜んでやりますよ」。裏方人生が始まった。

 肩書に通訳が加わったのは鶴の一声がきっかけだった。「お前、日本語うまいな」。声の主は松田元オーナー代行(現オーナー)。2軍の由宇球場を視察した際、片言のあいさつに驚いた総帥はさらにこう続けた。

 「日本語勉強したいの? それなら球団が費用を出すから日本語学校に通って来いよ」

 試合のない月曜に広島市内の学校に通うこと3年。「5年くらい日本で勉強して、その後ドミニカでカープアカデミーのディレクターをやってほしい」。裏方に転身する際、球団からはそう言われたが、実現することはなかった。日本に欠かせない存在になっていた。


引用元 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200426-00010012-chuspo-base
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